日曜の朝

テレビを捨ててしまったので、ラジオだけがお友達。
いろいろ聴いてみたが、放送大学がいい!
興味のある分野はためになるし、
全く興味ない分野はお昼寝のBGMにぴったりだ。
特に日曜の朝は私的ゴールデンタイムとなっている。
本日の放送は,

  • 06:45 比較政治―中南米(’08)
    第12回 ニカラグアの政治
    担当講師:恒川 惠市(JICA研究所所長)
  • 07:30 言語文化研究I(’07)
    第12回 国語学の成立
    担当講師:近藤 泰弘(青山学院大学教授)
  • 08:15 中国社会の歴史的展開(’07)
    第12回 五四運動と中国社会
    担当講師:岸本 美緒(お茶の水女子大学教授)
  • 09:00 文学の愉しみ(’08)
    第12回 世界文学
    担当講師:沼野 充義(東京大学大学院教授)

中南米に関する番組は、
自分が高校生の頃、船戸与一の小説にハマっていたこともあり、
非常に興味深い。
特にレーガン政権以降の年代、
ここ以降は自分にとって歴史であると同時に記憶でもあるため,
朝から脳みそがぐるぐる回りだす。

言語文化研究は明治以降の日本文学の歴史かな。
高橋源一郎の「日本文学盛衰史」の復習となってよい。

国史の番組、いちばん面白い。とにかく分りやすい。
思わずテキストを購入して勉学しまうところだった。
美緒ちゃん、恐るべし。

最後は世界の作家さんのお話。
冷戦時代のソ連や東側の作家の回は思わず聴き入ってしまった。
普段は滅多に接することの無い情報に触れ、いつも放送後、
世界は広くそして一つであることをぼんやりと夢想している。


この辺で、掃除、洗濯、遅めの朝飯が終わる。
いい感じに眠気が訪れるので、そのまま朝寝に入る。
目覚めると、穏やかな日曜の午後。



読後の爽快感ではこれを超えるものにお目にかかったことが無い。

山猫の夏 【新装版】 (講談社文庫)

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石川啄木がナイスなニーチャンであることを初めて知った。

日本文学盛衰史 (講談社文庫)

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